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品番 | PV031M | ||||||
希望小売定価(税込み) | 165,000円/台 | ||||||
発売時期 | 令和7年6月 | ||||||
総合仕様 | |||||||
再生周波数帯域(-10dB) | 50Hz~20kHz | ||||||
許容入力(Mus.) | 30W | ||||||
定格インピーダンス | 8Ω | ||||||
出力音圧レベル | 86dB | ||||||
トータル寸法 | φ220×322mm | ||||||
トータル質量 | 3.4kg | ||||||
入力端子 | バナナプラグ対応 | ||||||
スピーカーユニット | |||||||
形式 | 3“防磁型フェイズプラグ付きフルレンジ | ||||||
ダイアフラム | ペーパーコーン | ||||||
エンクロージャー | |||||||
形式 | 陶器製壺形4バスレフポート | ||||||
ポート共振周波数 | 60Hz | ||||||
フィニッシュ | 黒色還元釉 | ||||||
バッフル、リア端子盤 | |||||||
材質 | 合板 | ||||||
フィニッシュ | ブラック | ||||||
ポスト | |||||||
材質 | 快削黄銅 | ||||||
フィニッシュ | Niメッキ | ||||||
プロテクター | |||||||
材質 | ステンレス・ワイヤー | ||||||
吸音材 | |||||||
材質 | オーガニックコットン | ||||||
専用スピーカースタンド(同梱) | |||||||
材質 | 合板 | ||||||
寸法 | φ200×55mm | ||||||
フィニッシュ | ナチュラル |
サイズを超えた音響特性
以下で説明する音響構造を採用することにより、8cmフルレンジとは思えない豊で切れのある低域を得ることができました。 更に、全ての再生音は振動板の近傍から発せられており、スピーカーの後ろにピタッと定位する存在感ある再生音も魅力の一つです。 VP031Mの芸術的なフォルムは、斬新な音響的アイデアによって構築されています。 |
1.振動板とポートの協調低音放出
VP031Mのバスレフポートの共振周波数は通常よりも少し低い周波数に設定され、更にポートの位置はスピーカーユニットの振動板の近くに配置されています。これにより、低音域の空気振動が互いに影響し合い、高いバスレフ効果が得られ、50Hzまで伸びた理想的な低音特性を得ています。 一般的なスピーカーユニットでは、共振周波数を低く設定しすぎると、締まりのない低音になるばかりでなく、中高音の歪も増えてきます。PV031Mに使用しているスピーカーユニットは、大振幅でも歪みにくく設計されており、高い低音再生能力を有しています。 PV031Mはこのユニットの持つ能力をフルに引き出したスピーカーシステムだと言うことが出来ます。 |
2.スリット・バスレフ
VP031Mには開口面積の小さいポートを4本搭載しています。ポート容積に対する空気接触面積を多くしてポート内の空気移動に制動力を付加しています。その結果、スピーカーユニットの振動板自体にも制動が働き、バスレフスピーカーによくあるボン付き音を抑え素直に伸びた理想的な低音特性を得ています。 この方式は、スリット・バスレフとしてTom’s lab のハイエンド無指向性スピーカー RP123、RP082、RP062にも採用されている方式です。 |
必要最小限のプロテクター
一般的なスピーカーシステムでは、コーン紙を保護するためにパンチングメタルやサランネットが使用されますが、コーン紙の前に物体があると、音の干渉が起こってしまい、音に繊細さを損ねてしまいます。正確な音の再生が必要なモニタースピーカーにはふさわしくないものです。しかしながら、視聴者の近くに置かれるモニタースピーカーとしては、予期せぬ妨害からコーン紙を保護することが望まれます。 そこでPV031Mは、音響的な影響が皆無のφ1.6mmステンレスワイヤーによるプロテクターを採用しました。 |
三点支持によるスピーカースタンド
陶器製壺型キャビネットの立体形状を確実に保持し、かつスピーカー軸線の上下振りの自由度を得る為に、専用の三点支持によるスピーカースタンドを同梱しています。 振り角度は、水平から上向き30°位まで可能です。 |